指の温め方

2025年02月19日 18:09
カテゴリ: その他


久しぶりのブログになってしまいました💦

前回のブログで「次は指のあたためについて書こうと思います」と書いていましたが、

今年は暖かい日も多く、
指が悴(かじか)むなと感じることもあまりなかったように思います。
(ピアノを弾く人にとっては有難いことですが…✨)

それから冬らしく、朝晩寒い日も増えてきましたが、
立春も過ぎ、最近はだんだんと春を感じる日が
増えてきましたね☺️

とはいえこれからは「三寒四温」と言うように
寒かったり、暖かくなったりを繰り返しながら
本格的な春になっていくのだと思います🌸


さて、本題の『指の温め方』について。

皆さんはピアノを弾き始めるときに
どんなことをしますか?

寒い時期はレッスンに行く前など
手袋をして少しでも手を温めておく
という方は多いかもしれませんね🧤✨

私は冬の外出中、手袋を最初はしていることもあるのですが、色々な動作がしづらいなと感じてしまうので
実はあまり普段は手袋をしないことも多いです…🫢💦

そんな私ですが、発表会やコンクール、伴奏の本番など
演奏する予定のある時は季節を問わず、
手袋を持ち歩きます。
(冬はカイロもよく持ち歩きます◎)

もちろん「大事な本番前だから念には念を」ということもあるのですが、
以前、あまり寒くない日の本番前に
油断していたら緊張から(そしてあまり
演奏前に指を動かすこともなかったために)
演奏する時に思った以上に手が冷えてしまっていて動かしづらいなと感じた経験があったからです🥲

それ以来、本番前には必ず手袋を持ち歩くようにしています✨

普段の練習時はカイロやストーブなど物理的に暖かいもので指をあたためる、というよりも
指を動かして指を温めていくことが多いです🎹

具体的には
「グー✊🏻、パー✋🏻、グー✊🏻、パー✋🏻」の動きを
何度か素早く繰り返した後、
スケール(音階)を弾くことが多いです。

スケールの調はその日練習する予定の曲の
調を選びます。

なかなか温まらないときは
ゆっくり、速めとテンポを変えたり、
平行調(その調と同じ調号♭、♯の長調/短調)も
追加したり…

時間にして5分ほど、そうした準備運動をすれば
指があたたまってきたなと感じます😊

あまり練習時間がとれない時は
いきなり練習する曲に入ることもあります。

ピアニスト フジコ・ヘミングさんの

「人生って短すぎます。
少し賢くなったと思ったら、もう年取っているんだから。

初心者はピアノを弾くための指の練習なんかしないほうがいい。
曲の中には、とんでもなく難しい部分があるでしょ。
私はその曲の中で、指の練習をすることにしているの。
人生は、指の練習をしているには短すぎるし、
第一、意味がないもの。」


という言葉を知って、
「確かに曲の中で練習する」っていいなぁと

思いました。
そういう時はいきなり通し練習をするのではなく、難しい部分を取り出して
ゆっくり弾いたり、というところから
始めます☺️


書いていたらなかなか長いブログになってしまいましたが(笑)、
皆さんは指を温めるためにどのようなことをしていますか?

指が悴む心配のいらない暖かい春が
待ち遠しいですね🍀







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